今日ははるひ苑仁保にて山口県宅老所・グループホーム協会の
防府・山口ブロック研修会がありました。
見学研修引受けということで、一同緊張マックス(笑)。
なにしろ見学研修の引受けは約9年振りですからね。
9年前は自分も駆け出しの頃で見学研修は主になって関わっていたのですが、
今回はもう年とのことで、控えです(笑)。
しかし、部下がうまくできるかどうかって、こっちの方が緊張(笑)。嫌な汗をかきましたが、
若者は頑張りました!ウチのやってきた介護、目指している介護が皆様にとても
分かりやすく伝わったのではないかな、と思います。
今日は十楽さんも来て下さってとても心強かったですね。
今日の報告は
「ここの方は本当に認知症があるのですか?」と言われるグループホームを目指して―と題して
はるひ苑の取り組みを紹介させて頂きました。
ウチは利用者の皆様が長年培ってきた馴染みの動作を通して認知症の進行を遅らせ、機能低下を予防し、
暮らしの中で自信、生きがい、存在意義を取り戻していくことが、グループホームの大きな役目だと
思っています。
そして、はるひ苑の今年度の目標は「グループホームケアの基本に戻る」です。
日常生活関連動作に注目して「家」に暮らすとはどうことか?考え直します。
もちろん、はるひが訪問介護からスタートしているから、こういう発想になるわけですが。
(つまり、訪問介護で訪問する、家で一人暮らしている方々がなぜあんなに元気で生き生きしているんだろう?
とその理由を考えた結果ですが)
たどり着いたのはそこに生活主体としての利用者ひとりひとりの「生活」がある、ということ。「生」「活」です。
この二文字、それだけの深い意味があるのだな、と。
もちろん、そんなこと回り道して考えなくてももともとグループホームの定義なのですが。
今後も御利用の皆様にとってご自分の「家」と思って頂ける、「家」として生活出来るグループホーム、また、
ご自分の家に帰りたい方は帰れるように日常生活動作、関連動作のリハビリの出来るグループホームを目指し、
積極的に活動していきたいと思います。
嶋田ブロック長も来年度に新たな試みを考えておられ、とても楽しみです。
ホッと一息ついている暇はないのですが、9年振りの研修引受けがなんとか無事終わり、ホッとしていますよ(笑)。
忙しい中お越し頂いた皆様に感謝!
そして3時間近く、いつも馴染みの場所を貸してくださった利用者の皆様に大感謝です。