はるひ苑仁保

時おり、雨脚が強くなり、雨粒が屋根板を激しく打ち付けるゴーという音がしたりしてます。

苑の裏庭は水はけが悪いようで、水浸しです。

それでも、雨天決行で少人数で車で出かけました。

そこは、山口線仁保駅のすぐ近くにあります。

Ｗ様：　　　まあまあ、私はずっと仁保に住んじょりますが、こんなところがあったとは！

Ｑ太郎：　 ここは仁保の中郷にあるんですよ！　息子さんの家はこの森のすぐむこうじゃろうね！

Ｓ様：　　　お・い・し・い・よ！

Ｗ様：　　 こりゃあ、おいしい！　なんだか、ここに居ってええんか、わからんようになりますね～。

それにしても、イチゴの花って、始めて見ました。

はるひ苑仁保

今日の勤務は午後二時からでは？

勤務時間より早く来たＮ職員。

苑の皆様と談笑しながら趣味の帆船模型を作っていきます。

Ｙ様は居眠り。

Ｋ様はマイペースで朝食。

Ｈ様はＮ職員と談笑。

Ｓ様はＮ職員の手さばきをジーッと見て、ときおり、ニコり。

（趣味は見せびらかせるくらいまで凝らないとモノにならんのかもと、Ｑ太郎）

はるひ苑仁保

Ｑ太郎：　何を作ってるんですか？

Ｓ様：　　　おいしいものイネ！　フフフ

Ｎ様：　　　お彼岸なんですよ～！　アンタ、わからんのかイネ？

Ｑ太郎：　（お彼岸だからって何か作ろうって発想自体が無かったな><；）

はるひ苑仁保

Ｙ様の90歳の誕生日会の後、お礼を言って歩かれていたY様。

「誕生日を祝ってもろうて、ありがたいです。みなさんの支えがあって、私があります」

そう仰りながら、記念の色紙を携えて、苑の皆様のお席を訪ねて回られました。

それから、記念の色紙にＱ太郎の名前を見つけられ、

「あんた、下の名前は、『九一郎』というんかね。ええ名前じゃね。祝ってくれてありがとう」

と言ってくださいました。

とても、半年前、病院でよくパニックになっていたという人とは思えません。

苑の皆様すべてが、Ｙ様みたいに安定して過ごされているわけではありません。

でも、ごく身近に理想像に近い方々が居てくださるというのは、ありがたいことです。

目標と勇気を頂いている思いがします。

はるひ苑仁保

今年は、はるひ苑仁保の脇の畑を耕運機で耕しました。

Ｎ職員が中古の耕運機を借りてきたんだそうです。

まだ、ご近所から借りてる畑が残っていて、そちらを耕すには耕運機が必要な広さなのです。

Ｎ職員：　どうですか？

Ｙ様：　　　いいんじゃないですか？フフフ。

Ｎ職員：　ワシはこれのタイヤがしっかりしたヤツを狙っちょるの。ウフフ。

Ｙ様：　　　ほ～かの。

Ｑ太郎：　（ＹさんもＮ職員も、職人だから道具にコダワルねえ～！）

（でも、専務はそんなに甘くねえっての！）

Ｎ職員：　カセットガス式のヤツは力が足らないっんだってね～。

Ｙ様：　　　ほ～かの。この畑じゃ、硬くて足らんかの？